ネット上では「宮部藍梨 兄弟」「兄や弟もスポーツ選手なのでは?」といった検索が頻繁に行われていますが、公式プロフィールおよび報道各社の取材データを総合すると、宮部家は父親、母親、長女の藍梨選手、次女の愛芽世選手の4人家族です。男兄弟(兄・弟)はおらず、藍梨選手は長女として妹を引っ張ってきました。
姉妹の驚異的なジャンプ力と長いリーチのルーツとなっているのが、国際色豊かな両親の存在です。父親はナイジェリア出身、母親は日本出身であり、姉妹は兵庫県尼崎市で生まれ育ちました。幼少期から家庭内では英語と日本語が飛び交うバイリンガル環境があったとされ、これが後に藍梨選手がアメリカのミネソタ大学へ留学し、さらには姉妹揃って海外リーグへ単身乗り込む際の大きなアドバンテージとなっています。
また、妹の「愛芽世(あめぜ)」という非常に珍しく美しい名前について、疑問を持つ方も少なくありません。これはナイジェリアの現地語で「愛(Love / 恵み)」を意味する言葉に由来しており、そこに日本の漢字である「愛」「芽」「世」を当てたものです。「世界に愛の芽を広げてほしい」という両親の深い愛情が込められており、姉の「藍梨(あいり)」という名前との響きの調和も考え抜かれています。
兵庫県尼崎市の地元で育った2人は、決して最初からエリートとして特別扱いされていたわけではありません。日本の公立小学校に通いながら、母の献身的なサポートのもとで地域のバレーボールクラブに汗を流した日々が、現在の強靭なメンタルと家族の絆を形作っています。