東横INNチェーンといえば、かつては「おにぎりと味噌汁、わずかな漬物」という質素なスタイルが代名詞でした。しかし近年推進されている朝食リニューアルにより、東横INN松山一番町の無料朝食バイキングは、宿泊者の胃袋を掴む本格的なモーニングビュッフェへと変貌を遂げています。
朝6時30分から提供されるバイキングには、炊き立ての白米だけでなく、愛媛ならではの出汁を効かせた炊き込みご飯や混ぜご飯、毎朝焼き上げられる数種類のパンが並びます。特筆すべきはおかずの充実度です。具だくさんの豚汁やお味噌汁、地元産野菜を使ったサラダバー、日替わりで提供される肉料理・卵料理、さらには愛媛名物の練り物「じゃこ天」などがプレートを彩ります。
「無料サービスだから軽食程度だろう」という先入観は良い意味で裏切られます。栄養バランスを考慮した温かい和洋食をしっかりチャージできるため、午前の商談や観光アクティビティを控えた滞在者から厚い信頼を得ています。混雑時はロビー横の朝食会場が賑わいますが、専用パックに料理を詰めて自室へ持ち運べる「部屋食対応」も導入されており、プライベート空間でゆっくり食事を摂りたい層にも配慮されています。