なぜこれほどまでに実績のある選手たちが、東京六大学や東都大学野球連盟ではなく、関甲新学生野球連盟の上武大学を選ぶのでしょうか。ネット上の進路予想コミュニティやアマチュア野球ファンの間でも毎年議論になるポイントですが、現場の選手や指導者の声からは明確な理由が浮き彫りになります。
第一に挙げられるのが、「徹底した育成主義と施設面の充実度」です。群馬県伊勢崎市に構える専用球場や室内練習場、最新のトレーニング機器を用いたフィジカル強化プログラムは、プロ球団の二軍施設に匹敵します。「ブランド力よりも、4年間で最も成長できる場所を選びたい」と考える現実的な球児にとって、上武大は理想的な環境といえます。
第二に、「全国大会への出場確率とアピールの場」です。関甲新リーグは上武大学が長年王座を守り続けており、全日本大学野球選手権大会や明治神宮大会といった全国中継される大舞台への出場機会が極めて豊富です。神宮球場のマウンドでプロのスカウトに直接アピールできるチャンスが多い点も、高い志を持つ球児を引き寄せる大きな要因となっています。