ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽)による世界的傑作ミュージカル『モーツァルト!』。数々の名優たちが魂を削りながら演じ継いできた本作において、日本初演25周年という歴史的な節目に吉柳咲良の名が刻まれたことは、舞台関係者にとっても極めて納得のいくキャスティングでした。
制作発表の速報チラシとともに報じられた追加キャストには、元宝塚歌劇団雪組トップ娘役として圧倒的な気品と技術を誇る朝月希和、そしてディズニー映画『アナと雪の女王』ハンス役の吹き替えでも知られる名優・津田英佑らが名を連ねています。この重厚な布陣のなかに弱冠20代前半の吉柳咲良が食い込んだ事実は、彼女が決して話題先行ではなく、純然たる「舞台俳優としての地力」を買われての起用であることを如実に物語っています。