年賀状や一筆箋の隅に最も収まりが良く、品格を演出しやすいのが「馬の横顔」です。複雑な脚部を描かずに済むため、初心者にとって最も再現性が高いアングルと言えます。
ステップ1:額から鼻先にかけてのライン
まず紙の左上から右下に向かって、緩やかな傾斜を描きます。鼻先の手前でわずかにくぼませ、先端を丸みのある四角形に整えると馬特有の優美なラインが生まれます。
ステップ2:顎(あご)の丸みと首の太さ
下唇を短く引いた後、大きな半円を描くように顎の膨らみを入れます。ここから一気に胸元へ向かって流れるような曲線を引きます。首の後ろ側は、頭頂部から背中へ向かって太めのラインで下ろすのが力強さを出すコツです。
ステップ3:耳と目の配置
耳は頭頂部の少し後ろ寄りに、笹の葉のような尖った楕円を2枚並べて描きます。目は耳の付け根と鼻先を結んだ直線の中間あたりに、小さくアーモンド形を描くか、シンプルな点(・)を打つだけで十分な表情が宿ります。
ステップ4:たてがみの描き方で個性を演出
頭頂部から首のラインに沿って、毛並みを書き足します。ギザギザとしたストロークを連続させると快活な印象になり、緩やかなウェーブを数本引くと優雅で洗練された雰囲気に仕上がります。