長年ネットスラングとしてアンダーグラウンドに楽しまれていた「狂四郎のカレー」ですが、2026年、大手持ち帰り弁当チェーン「ほっかほっか亭」の公式X(旧Twitter)が引き起こしたあるポストにより、一般層をも巻き込む大きな波紋を呼びました。
発端は、同社が期間限定のカレー弁当キャンペーンを展開していた際、公式アカウントの担当者がネットミームとして広く知られていた以下の有名なフレーズを、商品アピールとして安易に引用・改変して投稿したことでした。
担当者としては「ネットで有名なセリフを使ってインプレッションを稼ごう」という軽いノリだったと推測されますが、原作ファンや事情を知るユーザーが一斉に反応。「ほっかほっか亭のカレーの原料ってアレなのか?」「食品メーカーが絶対に踏んではいけない地雷を踏んだ」「公式が糞尿カレーを自認してどうする」といったツッコミと批判が殺到する事態となりました。
食品を扱う企業として致命的な文脈の取り違えに気付いた運営側は、当該ポストを即座に削除。「作品の文脈と原材料に関する描写への配慮を著しく欠いた軽率な投稿であった」とする謝罪声明を発表するに至りました。ネットミームの表層だけをすくい取り、その暗黒の背景を精査せずにマーケティングへ流用することの危険性を浮き彫りにした事例と言えます。