来客時や記念日のデザートとして提供するなら、ワンランク上のおしゃれな盛り付けを取り入れたいところです。特別な道具を使わずとも、包丁の入れ方を少し工夫するだけで、ホテルのラウンジや高級レストランのような立体的なプレートに仕上がります。
最も簡単で見栄えが劇的に変わるのが、舟形カットの果肉を互い違いにずらすテクニックです。皮から果肉を切り離した後、果肉を等間隔に切り分け、一切れごとに前後に数ミリずつ互い違いにスライドさせます。これだけで平面的だったフルーツ皿にダイナミックな奥行きが生まれ、ゲストの視線を惹きつけるプロのプレゼンテーションになります。
さらに洗練された印象を与えるには、彩りのコントラストを意識します。果肉がオレンジ色の「夕張メロン」や青肉の「富良野メロン」を両方用意できる場合は、サイコロ状にカットした2色を交互にガラスのコンポート皿へ盛り付けるだけで、鮮やかな色彩のグラデーションが完成します。仕上げにミントの葉を添えたり、果皮の一部をリボンのように細長く飾り切りにして添えることで、高級感あふれるおもてなしフルーツへと昇華します。