Q1:「あわせてご確認ください」は「併せて」と「合わせて」のどちらが正しいですか?
A1:基本的には「併せてご確認ください」または平仮名の「あわせてご確認ください」が正解です。メール本文と添付資料、あるいは資料Aと資料Bという「別々の対象を同時に(並べて)確認してほしい」という意味になるため、「併」の字が適しています。ただし、2つの資料の数値を突き合わせて一致しているか照合してほしい(答え合わせをしてほしい)という特殊な文脈に限り、「突き合わせてご確認ください」という意味で「合わせて」を使うケースがあります。
Q2:「あわせて〇〇円になります」と合計金額を伝える場合はどちらですか?
A2:複数の商品の代金を合算して「1つの合計金額」に統合しているため、「合わせて〇〇円になります」が正しい表記です。「A商品とB商品を併せてご購入いただくと、合わせて10,000円になります」のように、同時購入(併せて)と合計金額(合わせて)を使い分けると完璧です。
Q3:履歴書や職務経歴書で「あわせて」を使う場合、どの表記がベストですか?
A3:採用選考の書類では、応募者の一般常識や国語力がシビアに見られます。「前職では営業職に従事し、併せて新入社員の教育担当も務めました」のように、2つの業務を並行して行った場合は「併せて」を使用します。「顧客のニーズに合わせて提案を行った」のように、相手の基準に一致させた場合は「合わせて」を使います。文頭で接続詞として使う場合は、公用文ルールに準拠して平仮名で「あわせて、〇〇の資格も取得いたしました」と書くと、採用担当者に対して非常に端正で知的な印象を与えられます。