ネット上の地図や宿泊予約サイトの画面だけを見ていると、現地に着いてから「思っていた場所と違う」と焦るケースが少なくありません。とくに注意すべき3つの盲点を整理します。
「新幹線口(南口)」と「富山駅北口アクセス」の混同に注意
最大の罠は、駅の南北出口の取り違えです。富山駅は現在、新幹線改札側が「南口(正面口・新幹線口)」、かつての富山ライトレール(現・富山港線)側が「北口」となっています。しかし、他県のターミナル駅で「新幹線口=裏口や北口」というイメージを持っている旅行者が、誤って富山駅北口アクセスのルートへ出てしまう事例が散見されます。
東横INNの「新幹線口1」「新幹線口2」は、どちらも南口(正面口)側にあります。現在では駅の南北自由通路が完全に繋がっているため、万が一北口へ出てしまっても駅構内を通り抜けてリカバリーできますが、大きな荷物を持っての往復は体力を消耗します。改札を出たら「南口(市内電車・バスターミナル側)」へ向かうと覚えておきましょう。
提携駐車場・駐車料金の仕組みと満車時の対策
レンタカーや自家用車で訪れる場合、提携駐車場・駐車料金の確認は必須です。「新幹線口2」にはホテル併設の立体駐車場が備わっていますが、収容台数には限りがあるうえ、車両の高さ・幅・長さ・重量の制限(とくにハイルーフ車や大型SUV)が厳格に定められています。
満車時やサイズ制限オーバーの際は、近隣の提携コインパーキング(チューゲキ駅前パーキングやタイムズなど)への案内となります。提携駐車場を利用する場合、フロントで駐車券を提示することで1泊あたりの割引料金(目安として600円〜1,000円程度、入出庫時間による)が適用されますが、途中出庫のたびに精算が発生するパーキングもあるため、車を停める前にホテルの公式サイトまたは電話で最新の空き状況とサイズ規定を確かめておくのが鉄則です。
無料朝食メニューの混雑ピークとエレベーター待ち問題
東横INNといえば宿泊者全員が利用できる無料朝食メニューが名物ですが、「新幹線口2」のような総客室数の多い大型タワーホテルでは、朝7時00分〜8時00分の時間帯に2つの渋滞が発生しやすくなります。ひとつは1階朝食会場のビュッフェライン、もうひとつは高層階から1階へ降りるエレベーターです。
富山ならではの昆布を使ったおにぎりや日替わりのおかず、具だくさんの味噌汁など、地元色を取り入れたメニューが並びますが、北陸新幹線の東京行き・敦賀行きが集中する朝7時台後半はビジネス客が一斉にチェックアウト準備を始めます。最新の店舗では客室のテレビ画面で朝食会場の混雑状況やランドリーの使用状況を確認できるシステムが導入されているほか、部屋へ持ち帰って食事ができるテイクアウト用容器が用意されていることもあるため、時間がない朝はこれらを賢く活用するのが得策です。