JR帯広駅南口を出てすぐの一等地に位置する旧長崎屋跡地は、帯広市民にとって長らく中心市街地活性化の象徴的な懸案事項でした。広大な敷地の利活用が模索され続けるなか、打ち出されたマスタープランは「マンション+ホテル+商業施設」が融合するハイブリッド型コンパクトシティ構想です。
UHB北海道文化放送の報道によると、本プロジェクトの商業ゾーンは「ナンモナンモ帯広」と命名されました。北海道弁の「なんもなんも(気にしないで、大丈夫)」に由来するこのエリアは、以下の3棟の機能別建築と市民憩いのパブリックスペースで構成されます。
第1棟は十勝の豊かな食文化をカジュアルに楽しめる「飲食モール」、第2棟は子育て世代や多世代交流を支える「教育・生活支援棟」、そして第3棟は地域医療を補完する「クリニック棟」です。これらに分譲マンションと新ホテルが隣接することで、単なる観光客向けリゾートにとどまらず、地元住民が日常的に往来する持続可能な生活拠点が創出されます。