ファンの間で長年議論されてきた「須賀神社の階段で出会った二人は結ばれたのか」という疑問には、2019年公開の次作『天気の子』が明確な回答を与えている。『天気の子』の舞台は2021年夏であり、時系列上は『君の名は。』のラストシーン(2022年春)の直前にあたる。
『天気の子』劇中において、主人公・帆高が訪れる立花家の下宿先で、瀧は祖母・立花冨美の孫として登場する。また、帆高が陽菜への誕生日プレゼントを選ぶアクセサリーショップの店員として三葉も姿を見せている。この時点ではまだ二人は再会していない。
決定的な証拠は、『天気の子』小説版の描写と関連設定に存在する。2024年の東京(水没した世界)を描いた場面において、立花冨美の部屋に「孫の結婚写真」が飾られていることが明記されている。新海誠監督自身も公開記念舞台挨拶や各種インタビューにおいて、二人が無事に再会を果たし、その後に正式に結婚したことを明言している。3歳の年齢差を越え、2013年から始まった魂の結びつきは、現実の生活においてもしっかりと結実していたのだ。