アイランドシティは福岡市内でも特に年少人口比率が高い地域として知られています。そのため、今回のリニューアルにおける最大の焦点の一つが「インクルーシブ遊具の拡充」と「未就学児〜小学生が安全に遊べるゾーニングの見直し」です。
公園関係者や子育てコミュニティの間で注目されているのが、公園南東側に検討されている新エリア構想です。従来の「大型複合遊具エリア」に集中していた混雑を分散させるため、自然の起伏を活かしたアースワーク(土木造形)や、水遊びができるせせらぎスペースの安全性向上が検討されています。
見通しの悪い植栽スペースを適度に剪定・再配置することで死角を減らし、保護者がベンチや芝生から子どもを見守りやすい視線設計(パッシブ・サーベイランス)が採用される見込みです。ただ新しい遊具を置くだけにとどまらず、空間設計そのものを子育て世代の行動パターンに最適化させるアプローチが取られています。