Q1: 子宮腟部びらんの写真で赤みが非常に広い場合、それだけでがんの確率が高いと言えますか?
A1: いいえ、赤みの面積の広さと悪性腫瘍のリスクは比例しません。エストロゲン分泌が旺盛な20〜30代の健康な女性であれば、頸部の半分以上が赤く覆われているケースは珍しくありません。重要なのは色の面積ではなく、細胞診や組織診における異形成細胞の有無です。
Q2: 検診で「びらんあり」と書かれていましたが、精密検査の指示がなければ受診は不要ですか?
A2: 定期的な子宮頸がん検診(細胞診)の結果が「異常なし(NILM)」であれば、びらん自体のために急いで再受診する必要はありません。ただし、普段と違う不正出血や悪臭を伴うおりものがある場合は、びらんに合併したクラミジアなどの頸管炎が疑われるため婦人科を受診してください。
Q3: 妊娠中にびらんからの出血を指摘されました。胎児に影響はありますか?
A3: 仮性びらんによる出血自体が胎児の発育や妊娠維持に直接悪影響を及ぼすことはありません。妊娠中はホルモンの影響で子宮頸部がより充血し、わずかな刺激でびらん部から出血しやすくなります。ただし、自己判断でびらん出血と決めつけず、切迫流早産や前置胎盤など産科的出血ではないことを主治医の超音波断層法等で必ず確認してください。