Q1: 賃貸のビニール壁紙に市販の「強力シール剥がしスプレー」を吹きかけても問題ありませんか?
A1: 壁紙への直接噴射は避けてください。市販の強力タイプには炭化水素系溶剤や石油系溶剤が含まれており、塩化ビニール壁紙の裏紙に浸透するとシミの原因になり、下地ボードの接着剤を分解する恐れがあります。壁紙にはドライヤーの温風軟化、または薄めた台所用中性洗剤のパック法を用いるのが安全です。
Q2: 除光液や無水エタノールはキッチンのコンロ周りの油汚れやタイルに安全ですか?
A2: 本物の陶器タイルや目地、ステンレス面であればエタノールも除光液も安全に使用可能です。ただし、目地セメントに色素が沈着する場合があるほか、現代のシステムキッチンで多用されるメラミン樹脂系パネルやアクリル系化粧板にアセトン入りの除光液を使うと、表面が白く変質して艶が失われます。必ず目立たない隅でパッチテストを行ってください。
Q3: 剥がす途中で壁紙の表面がめくれて下地の紙が見えてしまいました。補修可能ですか?
A3: 破片が残っていれば即座に作業を中断し、家庭用の木工用ボンドや壁紙用補修糊を爪楊枝の先端でごく微量塗り、破片を元の位置に密着させてローラーや指で圧着してください。完全に破れ落ちて消失した場合は、同系色の壁紙補修パテ(かくれん棒等)で段差を埋めて着色することで、退去時の軽微な立ち会い検査であれば指摘を防げるケースがあります。