今回の再編劇の骨格を成すのが、高崎駅東口栄町地区市街地再開発事業です。計画では、敷地内に高さ約98メートル、地上27階・地下1階の複合高層ビルがそびえ立つ予定となっています。高崎エリア屈指の超高層ランドマークとなる見通しです。
フロア構成案には、低層部の商業施設をはじめ、高機能オフィス、都市型ホテル、そして中高層部のレジデンスが組み込まれています。駅直結のペデストリアンデッキとも接続される構想があり、駅周辺の回遊性を劇的に引き上げる都市計画事業として位置づけられています。
家電量販店業界関係者によれば、こうした駅前再開発において、既存の核テナントが新設ビルの商業フロアにキーテナントとして再入居する事例は全国で数多く見られます。高崎はビックカメラにとって1978年に創業した特別なアイデンティティを持つ都市であり、高崎駅東口という一等地から完全に旗頭を下ろす可能性は極めて低いとみられています。