コンビニエンスウェアの腕時計がここまで急速に消費者を惹きつけた理由は、過度な装飾を削ぎ落としたミニマリズムと、日常使いに耐えうる実用性の融合にある。日常生活防水を備え、どんなコーディネートにも溶け込むクリーンなホワイトとブラックの配色は、ハイエンドなストリートウェアと合わせても遜色がない。価格は税込2,990円。チープカシオやタイメックスが長年君臨してきた日常使いのウォッチ市場に、ファミリーマートは独自のデザイン哲学で風穴を開けた。
初回ロットの発売時、多くの店舗で入荷直後に棚が空になり、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSでは「5軒ハシゴして全滅」「完売情報ばかりで買えない」といった投稿が溢れかえった。フリマアプリでは定価の2倍から3倍近くのプレミア価格で取引される事態が日常化していた。今回の「腕時計 再販」は、そうしたファンの声に応える形で実現した待望の供給である。だが、全国約16,300店舗に対して均等に配分されるわけではないため、店頭での争奪戦は依然として激しい。