学生やデスクワーカーの間で口コミとして広がり、高校生新聞などのメディアでも話題を集めたのが「両足の膝の間に分厚い教科書や手帳を挟む」という裏技です。一見すると単純な動作に見えますが、大腿四頭筋や内転筋群を持続的に等尺性収縮(アイソメトリック運動)させるため、深部体温を上げ、下肢に溜まった血液をポンプのように心臓へと押し戻す効果があります。力を抜けば本が音を立てて床に落ちるという緊張感自体が、アドレナリンを分泌させて覚醒を促します。
周囲に気づかれずに交感神経を刺激したい場合は、東洋医学に基づくツボ押しが極めて有効です。親指と人差し指の骨が交差する手前の窪みにある「合谷(ごうこく)」は、全身の血行を促し痛覚刺激によって脳幹網様体を活性化します。また、中指の爪の生え際(人差し指側)に位置する「中衝(ちゅうしょう)」を逆の手の親指の爪で強めに圧迫すると、瞬時に自律神経の覚醒が引き起こされます。ペンを握るふりをしながら刺激できるため、張り詰めた会議の最中でも周囲の視線を気にする必要がありません。