平日のプライベート空間化は、里親希望者にとって絶好の検討環境を生み出しました。従来の合同譲渡会や週末の混雑した店内では、猫が極度の緊張状態にあるため、「普段家でどんな風に過ごすのか」をイメージすることが極めて困難でした。
1組限定の静かな室内では、猫が自分から膝の上に乗って喉を鳴らしたり、おもちゃに対してどんな反応を見せるのかをありのままに観察できます。スタッフも1組の利用者に対してじっくり時間を割くことができるため、その猫の生い立ち、持病の有無、相性の良い家族構成、先住猫との相性まで踏み込んだカウンセリングを実施しています。
ネコリパブリックでは、衝動買いならぬ「衝動譲渡」を防ぐ厳密な審査基準を設けています。完全室内飼育の徹底、ペット飼育可物件の証明、脱走防止策の設置、定期報告など、猫の一生を背負うための責任が問われます。落ち着いた対話を通じて双方のミスマッチが減少し、トライアル開始後の正式譲渡率の向上に結実しています。