スイカの仕立て方は、狙う果実の品種が大玉スイカか小玉スイカかによって大きく異なります。同じ感覚で枝を伸ばしてしまうと、大玉が肥大しきらなかったり、小玉が過密繁茂で着果不良を起こしたりします。
| 区分項目 | 大玉スイカの基準 | 小玉スイカの基準 |
|---|---|---|
| 子づるの仕立て本数 | 勢いの揃った元気な2本(または3本) | 生育の揃った3〜4本 |
| 目標とする着果数 | 1株あたり1果(確実な1玉に栄養集中) | 1株あたり2〜3果(着果性が高い) |
| 最適な着果節位 | 子づるの18〜22節付近(2〜3番目の雌花) | 子づるの15〜20節付近(2番目の雌花) |
| 受粉から収穫の日数 | 約45〜50日(積算温度1000〜1100℃) | 約35〜40日(積算温度800〜900℃) |
大玉スイカは果実を8kg前後にまで肥大させるため、十分な葉数(1果あたり50〜60枚以上)を確保したうえで、高い節位(18〜22節目)に実をつけさせます。低すぎる節位についた実は形がいびつになり、皮が厚く糖度も上がりにくいため容赦なく摘果します。一方、小玉スイカは1.5〜2.5kg程度で収穫できるため草勢のコントロールがしやすく、複数果の着果が現実的に狙えます。