名匠・菅野祐悟氏が本楽曲を生み出すにあたり直面したのは、第3部の空条承太郎、第4部の東方仗助とは異なる「第5部ならではの主人公像」をいかに表現するかという課題でした。インタビューなどで明かされている作曲背景によれば、ジョルノが宿す「DIOの冷徹さとジョースター家の高潔な精神」という二面性が音作りの根幹に据えられています。
イタリアの裏社会を描くピカレスク・ロマンであるため、ヒップホップ的なビート感やジャズのダーティなニュアンスをベースに採用。その一方で、ジョルノの育ちの良さと知性を表すためにクラシカルなピアノを際立たせるという、極めて高度なハイブリッド編成が採用されました。一見相反するストリートの熱気とクラシックの気品が奇跡的なバランスで融合した結果、唯一無二のサウンドトラックが誕生したのです。