亀梨和也のキャリアにおいて、社会的なインパクトが最も頂点に達していた時期として誰もが挙げるのが2005年から2006年にかけての2年間です。当時、CDデビュー前のジャニーズJr.でありながら、KAT-TUNはすでに単独で東京ドーム公演を満員にし、音楽番組のメインを張る異例の存在でした。
その中心に君臨していたのが、亀梨和也と赤西仁による伝説的シンメ「仁亀(じんかめ)コンビ」です。王道の優等生路線が主流だった男性アイドルシーンにおいて、KAT-TUNが打ち出した「不良っぽさ」「ワイルドさ」「危うい色気」は、当時のティーン世代を中心に熱狂的な支持を集めました。クールで計算されたパフォーマンスを魅せる亀梨と、天性の華とハイトーンボイスで観客を圧倒する赤西。対照的な2人が並び立つビジュアルは、当時の若者文化のアイコンそのものでした。
ネット上のコミュニティやファンの間では「この2人が並んでいた瞬間こそが、日本の男性アイドル史におけるビジュアル全盛期のひとつ」として語り継がれています。街中には亀梨のトレードマークだったシャープな眉や襟足長めのウルフカットを真似た若者が溢れ、彼の着用したアクセサリーやブランド服は即座に完売するなど、単なるタレントの人気にとどまらないカルチャーとしての拡散力を見せていました。