多忙なスケジュールの中でゼミ活動にコミットし続けることは容易ではありません。しかし、中島さんはグループワークや議論の場を極めて大切にしていました。周囲の学生たちと壁を作らず、一人の大学生として対等に向き合うための気遣いも徹底していたと伝えられています。
報道関係者や当時の関係者の証言によると、ゼミの共同研究や課題提出が一段落した際には、労いの気持ちを込めてゼミの仲間たちに「高級焼肉」をご馳走したという豪快なエピソードも残されています。また、休憩時間には友人たちと一緒にスマートフォンで「自分のウィキペディア(Wikipedia)をみんなで覗き込んで笑い合う」といった茶目っ気あふれる一面を見せるなど、キャンパス内ではスターの鎧を脱ぎ捨て、飾らない素顔で仲間たちと接していました。
芸能人だからといって特別扱いされることを良しとせず、課題の共同作業にも夜間まで真摯に参加する。そうした誠実な振る舞いがあったからこそ、学友たちも彼を過剰に取り巻くことなく、自然体で支え合う信頼関係が築かれていきました。