鬼化した炭治郎のビジュアルは、凄惨でありながらどこか神話的な禍々しさを漂わせており、読者コミュニティやSNSに強烈なインパクトを与えました。右目の周辺を覆う巨大な腫瘍のような組織、鋭く尖った牙と縦に裂けた瞳孔、そして背中から異形のように伸びる刃のような触手。主人公の面影を無残に歪めたその姿は、連載完結後もファンの脳裏に焼き付いています。
この衝撃的なデザインは、イラスト投稿サイト「pixiv」や各種SNSにおける二次創作カルチャーを爆発的に刺激しました。「鬼化した炭治郎がかっこいい」「ダークヒーローのような凄みがある」と評判を呼び、ファンアートや考察小説が大量に生み出される現象が起きています。
なお、ネット上で頻繁に見かける「上弦の零(ぜろ)」という名称について、原作公式の設定であると誤解している読者も少なくありません。しかし、これは公式の序列ではなく、ファンの間で生まれた非公式の呼称(二次創作スラング)です。上弦の壱である黒死牟をも凌駕し、無惨の後継者として君臨する存在としての圧倒的な強さを表現するために自然発生した言葉であり、原作漫画の本文やファンブックには一切登場しません。