「自分は見るだけだから金銭的な被害には遭わない」と油断していると、思わぬ落とし穴に直面します。特に深刻化しているのが、TikTok LIVE(ライブ配信)における課金トラブルです。
産経ニュースなどの報道によると、13歳未満の利用制限が規約上厳格に定められているにもかかわらず、親のスマートフォンを借りた子どもが配信を視聴し、画面上のギフトボタンを誤タップして数十万円規模の高額決済を行ってしまう事例が相次いで報告されています。TikTokのライブ配信画面は、タップひとつでコイン購入やギフト送信が行えるシームレスなUI設計となっており、クレジットカード情報が端末に紐づけられている場合、生体認証(Face IDや指紋認証)を一瞬通過させただけで決済が完了してしまうケースがあります。
成人の「見る専」ユーザーであっても、配信画面のコメント欄を閉じようとして誤って高額エフェクトの送信ボタンを押してしまう誤操作の報告は少なくありません。こうした投げ銭トラブル防止のためには、OSレベルでの課金制限(スクリーンタイムやファミリーリンク)を有効化し、アプリ内でのワンタップ決済を遮断する防衛策が必須となります。