一斗缶の解体・潰し作業は、薄い鋼板が裂けたり跳ね返ったりするリスクが常に伴います。「ちょっとゴミを片付けるだけだから」と素手やサンダルで作業するのは厳禁です。事故を防ぐために、以下の安全装備を必ず整えてください。
まず手元には、一般的な軍手ではなく「耐切創レベルの高い防刃手袋」を着用します。軍手は繊維の隙間から鋭利な金属片が容易に貫通し、繊維が滑って缶を取り落とす危険性があります。手のひらにニトリルゴムなどがコーティングされた、滑り止め付きの耐切創手袋であれば、握力を逃さず安全に作業を進められます。
足元は、スニーカーなどの厚底で滑りにくい靴底のシューズを選びます。サンダルやクロックスのような柔らかい履物は、踏み込んだ際に金属の角がソールを突き破る恐れがあり極めて危険です。また、作業は周囲に人がいないコンクリートの平坦な場所で行い、万が一の金属片の跳ね返りに備えて長ズボンを着用するのが鉄則です。