インターネット上では「おでこが広い=マッシュヘアにして隠すのが正解」という言説が今なお散見されます。しかし、これは髪密度が極めて高く、生え際の位置が均一なごく一部の若年層にしか通用しない危険な一般化です。
特に成人男性の場合、加齢や生活習慣による生え際後退対策を考慮しなければなりません。生え際の毛髪が細くなり始めている状態でマッシュヘアを試みると、毛先がパラパラと散らばり、結果的に生え際の薄さを強調してしまいます。もしマッシュベースを選択するのであれば、直毛のまま下ろすのではなく、ニュアンスのあるパーマスタイルを組み合わせることが不可欠です。毛先に不規則な動きをつけることで、隙間から見える肌の輪郭を曖昧にし、自然な立体感を創出することが可能になります。
【プロの結論】似合う髪型を見極めるための判断基準
自身の額の広さをどのように活かすべきかは、顔の輪郭や生え際の形状によって明確に分かれます。以下の基準を参考に、自身の進むべき方向性を定めてみてください。
センターパートやアップバングが最適な人:
・丸顔やベース型で、顔の縦ラインを強調してスマートに見せたい人
・サイドの生え際(剃り込み)が深く、中央の毛量はしっかり残っている人
・ビジネスシーンで清潔感や信頼感を第一に求められる人
パーマを活かした軽めマッシュが適している人:
・面長で、額を全開にすると顔全体の長さが強調されてしまう人
・全体的に髪が細く、直毛のままだとボリュームが出にくい人
・柔らかくカジュアルな雰囲気を演出したい人