実際に店舗へ足を運ぶ消費者は、両ブランドをどのように使い分けているのでしょうか。インバウンド・消費者動向メディア「訪日ラボ(honichi.com)」が2025年11月に公開した4万件超のGoogleマップ口コミ分析データ、および「ビジネスジャーナル」のコストパフォーマンス検証から、一般利用者のリアルな評価が浮かび上がってきます。
口コミ分析によると、店舗数とコスパの面で圧倒的な支持を集めているのは餃子の王将です。「料理の提供スピードが驚くほど速い」「活気のあるオープンキッチンで、鍋を振る音が食欲をそそる」といった、町中華としてのライブ感と実用性を評価する声が多数を占めています。特に物価高が続く中、300円台から注文できる小皿料理「ジャストサイズメニュー」の存在が、「1,000円前後で餃子とビール、もう一品を楽しめる最高のせんべろスポット」として高く評価されています。
対する大阪王将は、1品あたりの単価で見ると餃子の王将より数十円〜百円ほど割高になるケースがあるものの、「街中華の枠を超えた創作メニューの面白さ」で独自のファンを獲得しています。たとえば、ふわとろの天津飯の上に炒飯や唐揚げ、麻婆豆腐などを豪快に乗せた「ふわとろ麻婆天津飯」や、地域ごとに期間限定で投入される「ご当地焼きそば」「街中華のカツ丼」など、モダンで実験的なメニュー開発力に熱狂的な支持が集まっています。