Q1:電子レンジで作るとナスが硬くなったり、色が悪くなったりするのはなぜですか?
A1:電子レンジのマイクロ波は食材の水分を振動させて加熱するため、油でコーティングせずにそのまま加熱すると、ナスの水分だけが急速に蒸発してスカスカの硬い食感になってしまいます。レンジ調理をする際は、必ず切ったナス1本あたり小さじ1〜2のごま油またはサラダ油を全体にまんべんなく絡め、ふんわりではなく「ぴっちりとラップで包んで」加熱してください。油が熱伝導を高めて高温を保つため、色止め効果も同時に得られます。
Q2:子供がナスの皮の食感を嫌がるのですが、皮をむいて作っても大丈夫ですか?
A2:もちろん可能です。全部の皮をむいて「翡翠(ひすい)ナス」のように仕上げるのも料亭の技法の一つですが、家庭で手軽に食べやすくするなら、ピーラーで縦に3〜4箇所、縞模様になるように皮をむく「縞むき(しまむき)」がおすすめです。紫色の彩りを残しつつ、口当たりの引っかかりが劇的に減り、隠し包丁と同じく味が染み込みやすくなる一石二鳥のテクニックです。
Q3:残ったナスの煮浸しの「煮汁」がもったいないのですが、再利用できますか?
A3:ナスの旨味と油分が溶け出した煮汁は、最高の調味料になります。翌日にそうめんやうどんのつけ汁として活用するのが最も人気です。また、溶き卵を加えてレンジで加熱し「即席のだし巻き卵風」にしたり、厚揚げや小松菜をサッと煮る際のベースに使ったりすると、食材を一切無駄にせず使い切ることができます。ただし、衛生面から煮汁の再利用は作って2日以内を目安にし、一度しっかり再沸騰させてから使用してください。