総重量1kgのデカ盛り海鮮丼に挑む際、最大の障壁となるのが後半の「味の単調さ」と「満腹感によるペースダウン」です。しかし、そうま水産の悪魔の漁師丼には、最後まで飽きさせないための精巧な仕掛けが用意されています。
まず序盤は、漬け海鮮本来の旨味とご飯のコンビネーションをストレートに味わいます。卓上のワサビや醤油を少し足しながら、海鮮のプリプリとした食感を堪能するのが定石です。中盤に差し掛かったら、頂上の卵黄を崩して全体に絡めることで、ユッケのような濃厚でクリーミーな味わいへと変化します。
そして最大のクライマックスとなるのが終盤の「出汁茶漬け」です。丼のご飯と具材をあえて3分の1ほど残した状態で、無料サービスコーナーに用意されている熱々の特製和風出汁をたっぷりと注ぎます。熱が加わることで魚の身に軽く火が通り、霜降り状態になった魚の脂が出汁に溶け出します。濃厚なタレとあっさりした出汁が調和し、膨満感を覚えた胃袋にもサラサラと収まっていくため、1kgのデカ盛りでも無理なく完食へと導かれます。