それぞれ異なるフィールドの第一線を走り続けた二人の軌跡と特徴を整理すると、表現に対するアプローチに驚くほどの共通点が見えてきます。
| 項目 | 志村けん(喜劇王) | 太地喜和子(文学座看板女優) |
|---|---|---|
| ルーツ・師匠 | ザ・ドリフターズ(いかりや長介) | 文学座(杉村春子) |
| 代表的な役柄 | ひとみばあさん、変なおじさん、バカ殿様 | 『白い巨塔』花森ケイ子、舞台『欲望という名の電車』 |
| 役作りの神髄 | 街頭や喫茶店での徹底した市井の人々の人間観察 | 役の情念と肉体化、相手役を呑み込むリアリズム |
| 私生活の共通項 | 生涯独身、麻布十番での夜の飲み歩き、孤独の昇華 | 数々の恋、銀座や新宿での豪快な酒宴、生涯女優 |