「針仕事の経験がまったくない」「外出先や今すぐシルエットを変えたい」という場合には、物理的な裁縫を伴わないスタイリングの裏技が威力を発揮します。
1. シリコンゴムを使った内側タックイン
裾の余った生地を左右または背面の1〜2箇所で小さく束ね、目立たないシリコン製のヘアゴムで縛ります。その結び目を内側へくるりと巻き込むだけで、ウエスト周りに自然なたるみが生まれ、好みの丈感でしっかりホールドされます。ベルトを着用しないイージーパンツやスカートと合わせる際に重宝するテクニックです。
2. ストレッチ対応「裾上げテープ」によるアイロン圧着
切らずに折り返して固定したい場合、100円ショップや手芸店で手に入る裾上げテープが活躍します。ここで極めて重要なのが、スラックス等で使う「布帛(ふはく)用」ではなく、「ニット・ストレッチ生地用」のテープを選ぶことです。Tシャツ生地特有の伸縮性に追従しないテープを使うと、着用や洗濯の引っ張りですぐに剥がれたり、裾が突っ張って波打つ失敗の原因となります。