数ある大葉レシピの中でも、直近で爆発的なバズを巻き起こしたのが、料理研究家・リュウジ氏が紹介した「至高の大葉パスタ」です。従来のしそパスタといえば、茹でた麺の上に刻んだ大葉をトッピングするスタイルが一般的でした。しかし、このレシピの核心は「大葉をハーブとしてソースに溶け込ませる」点にあります。
にんにくとオリーブオイルを弱火でじっくり熱し、旨味のベースを作った後、火を止めた余熱で大量の千切り大葉を投入します。熱を加えすぎないことで大葉特有の芳香成分「ペリルアルデヒド」の揮発を防ぎ、パスタ全体にフレッシュな清涼感をまとわせる構造です。1人前で10〜15枚の大葉があっという間になくなるため、大量消費に打ってつけの一皿として支持を集めています。
さらに副菜分野で「きゅうり5本が一瞬で消える」と主婦層を中心に熱狂的な支持を集めているのが、夏野菜コラボの代表格である「叩ききゅうりとちぎり大葉のポン酢和え」です。麺棒などで叩いて味染みを良くしたきゅうりに、塩揉みせずに手でちぎった大葉、ごま油、ポン酢、いりごまを和えるだけの超高速レシピ。大葉を手でちぎることで細胞が不規則に壊れ、包丁で切るよりも立ち上る香りが強くなります。みずみずしいきゅうりの食感と大葉の鋭い香気、ポン酢の酸味が組み合わさり、夏の食欲減退を吹き飛ばす神副菜として定着しています。