鳥取の地に初夏の訪れを告げる風物詩として定着しつつあるのが、ケヅメリクガメ「だいちくん」の展示場移動です。成人男性ふたり分以上にも匹敵する体重約150キロというヘビー級の体を持ちながら、飼育スタッフの声かけに促されるようにして歩行を開始しました。
現場となった動物園の敷地内では、一歩脚を踏み出すたびに確かな重量感が地面に伝わり、見守る来園者からは自然と感嘆の声が漏れ出します。急ぐことなく、しかし確かな意志を持って前進する様子は、まさに「だいち」という名前にふさわしい堂々たる風格を漂わせていました。周囲の安全を確保しながら並走する飼育員の手練れたサポートのもと、初夏の爽やかな外気を感じながら無事に新しい生活拠点へとたどり着きました。