海猿の主題歌はなぜ神曲揃い?シェネルとB'zの秘話と歴代全曲の衝撃事実を徹底解剖

海猿の主題歌はなぜ神曲揃い?シェネルとB'zの秘話と歴代全曲の衝撃事実を徹底解剖

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『OCEAN』と『Believe』だけでなく、映画第1作から第3作を彩った3曲もまた、それぞれの時代背景とキャラクターの心理状態を完璧にトレースしています。

まず原点の2004年、映画第1作『海猿 ウミザル』の主題歌に選ばれたのは、アメリカの伝説的ロックバンド・ジャーニー(Journey)が1982年に発表した名曲『Open Arms』でした。なぜ日本の海上保安官の映画に80年代の洋楽が使われたのか、疑問に思う若い世代もいるかもしれません。実は第1作は、海上保安大学校での厳しい潜水士訓練と、仙崎と伊沢環菜(加藤あい)のまだ不器用で初々しいラブストーリーに主軸が置かれた「青春群像劇」でした。スティーヴ・ペリーの突き抜けるようなハイトーンボイスと爽やかなピアノの旋律は、広島・呉の美しい瀬戸内海の風景と絶妙にマッチし、重くなりがちな救難ドラマにハリウッド映画のような爽快感をもたらしたのです。なお、この第1作の海保訓練生役オーディションには、ブレイク前の斎藤工さんも参加して最終選考付近まで残っていたことが、2022年5月放送の『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)で本人の口から明かされるなど、当時の若手俳優たちがこぞって憧れる熱量に満ちた現場でした。

続く2006年、映画第2作『LIMIT OF LOVE 海猿』では、鹿児島湾でのフェリー座礁事故という極限状態が描かれました。沈みゆく船内に取り残された仙崎が、婚約者である環菜に向けて無線で「俺は、環菜を愛してる!」と決死の愛を叫ぶ名シーン。その直後のエンドロールで流れたのが、ハワイ出身の歌姫・伊藤由奈さんの『Precious』です。「信じよう ふたりだから 愛しあえる あの頃よりも」という歌詞は、死の淵をさまよう仙崎と、陸で祈り続ける環菜の視点そのものであり、映画の興行収入71億円という大記録を音楽面から強力に牽引しました。

そして2010年、映画第3作『THE LAST MESSAGE 海猿』。巨大天然ガスプラント「レガリア」の火災事故を描いた本作では、仙崎と環菜は結婚し、長男・大洋が誕生しています。公開当時のシネマトゥデイによる単独インタビュー(2010年9月13日掲載)において、主演の伊藤英明さんと加藤あいさんは、長年演じてきた仙崎と環菜の関係性が「恋人同士のときめき」から「言葉を超えた家族の絶対的な信頼」へと変化したことを感慨深く語っていました。その「家族と仲間を信じる強さ」を体現したのが、EXILEの『もっと強く』です。ATSUSHIさんとTAKAHIROさんのツインボーカルが織りなす重厚で温かいハーモニーは、若いバディ・服部拓也(三浦翔平)に命の尊さを背中で教える「父親・先輩としての仙崎」の頼もしさを見事に表現していました。

Maya Lin-Takahashi
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Maya Lin-Takahashi

Maya is a hardware enthusiast who tests and reviews smart home devices, smartphones, wearables, and audio gear. She focuses on practical consumer value and build quality.