運転見合わせのアナウンスが流れた際、パニックにならず金銭的損失を防ぐには、乗車前の状態に応じた正しい分岐ルートをたどる必要があります。
ケース1:ICカード残高で「すでに入場改札を通過してしまった」場合
ホームに入った直後に運転見合わせを知った場合、そのまま出場改札にタッチして出てはいけません。自動改札機にタッチすると「初乗り運賃」が差し引かれるかエラーを起こします。必ず有人改札窓口に並び、「電車が止まったので出場したい」と駅員へ申し出てください。駅員端末によって無手数料で「入場記録の取り消し処理」が行われ、チャージ残高は減額されずに退場できます。
ケース2:定期券または紙のきっぷを所持している場合
振替輸送の利用資格があります。迂回先の他社線駅へ移動した際、絶対に自動改札機にタッチしてはなりません。IC定期券であっても自動改札にタッチすると通常のチャージ減額が行われてしまいます。必ず他社線の有人改札通路を通り、駅員に定期券面や紙のきっぷを見せて通過してください。
かつて駅頭で配布されていた紙の「振替票」は、首都圏をはじめとする主要都市圏で駅構内の混雑緩和・ペーパーレス化を目的に原則廃止が進んでいます。現在は「対象となる乗車券そのものを窓口で目視提示する方式」が主流です。