SNSや口コミサイトを覗くと、「ボロボロで入るのに勇気がいった」「昭和にタイムスリップしたような緊張感がある」といった投稿が散見されます。しかし、実際に足を踏み入れた人々の感想を分析すると、そのネガティブな外観予想は瞬時にポジティブな驚きへと反転しています。
現場を支える店員さんたちのオペレーションは極めて手際が良く、無駄のない動きで次々と料理を提供していきます。「いらっしゃい!」という威勢の良い挨拶と同時に水が出され、注文から数分と経たずに湯気を立てる定食が目の前に着丼するスピード感は、時間と戦う街道沿いならではの職人技です。
店内には、ツーリング途中のライダー、昭和のロードサイドカルチャーを愛好する若者、そして長年通い詰めている常連のトラック運転手が肩を並べて黙々と箸を進めています。初見の客に対して無愛想に振る舞われるようなことは一切なく、飾り気のないアットホームな居心地の良さがそこにあります。