購入したプラムが青かったり、果肉が硬くて酸っぱそうだったりしても心配ありません。プラムは収穫後も呼吸を続けて熟度を進める「追熟(ついじゅく)」を行うクライマクテリック型の果物です。
青いプラムの食べ方として最も確実なのは、直射日光の当たらない涼しい室内(15〜25℃前後)に常温で2〜4日置いておくことです。エアコンの風が直接当たる場所や密閉ポリ袋は避け、新聞紙やキッチンペーパーでふんわりと包んで保管します。熟度を急速に早めたい場合は、エチレンガスを放出するりんごやバナナと一緒に紙袋へ入れておくと、わずか1〜2日で柔らかくなります。
食べごろのサインを見分けるポイントは以下の3点です。
- 果皮の色と弾力:緑が抜けて全体が鮮やかな紅色や濃紫色に染まり、お尻(果頂部)を指の腹でそっと触れたときに、耳たぶほどの弾力を感じる。
- 芳醇な甘い香り:果実全体から甘酸っぱいフルーティーなアロマが強く漂い始める。
- ブルーム(白い粉):果皮の表面を覆う白い粉は農薬ではなく、果実自らが水分の蒸発を防ぎ鮮度を保つために分泌する天然ワックス(果粉)。粉が均一に乗っていて、かつ香りが立っていれば最高の状態です。
完熟を迎えたプラムは傷みやすいため、1玉ずつラップで包んで冷蔵庫の野菜室へ移し、2〜3日以内に食べきるのが鉄則です。なお、食べる直前の30分〜1時間ほど前に冷やすと、甘みを感じやすく最も美味しいプラムの食べ方になります。