市民の森・見沼グリーンセンターの代名詞ともいえる施設が、総面積約2,175平方メートルの巨大なネットケージ内で約100匹のシマリスが放し飼いにされている「りすの家」です。檻越しではなく、人間がシマリスたちの生活空間に直接お邪魔するウォークスルー形式を採用しており、足元をちょこちょこと駆け回る姿を至近距離で観察できます。
2026年6月にYahoo!ニュース(LIMO)で報じられた「あじさいの前に現れた1匹の『モフモフ』 梅雨の憂鬱さを吹き飛ばす光景に『かわいすぎる』『絵本の世界』」という話題の記事でも、まさにこの「りすの家」のような自然豊かな空間で紫陽花とシマリスが共演する幻想的な光景がSNS上で大きな反響を呼びました。園内でも梅雨時期には色鮮やかなアジサイが咲き誇り、丸太の上で頬袋いっぱいに木の実を詰め込むシマリスとの「絵本のようなツーショット」を撮影しようと、多くのカメラマンや家族連れが足を運びます。
シマリスが最も活発に動くゴールデンタイムは「開館直後」
「りすの家に行ったけれど、りすが巣穴に隠れていてあまり見られなかった」という失敗を防ぐには、シマリスの習性を理解しておく必要があります。シマリスは午前中の早い時間帯と、夕方の閉館前に最も活発に採食行動をとります。特に、10時00分の開館直後から11時30分頃までが最大のゴールデンタイムです。真夏の昼下がり(13時〜14時頃)は暑さを避けて地面の巣穴や日陰で昼寝をしてしまう個体が多いため、可愛い姿を確実に見たいなら午前中一番の入館を狙いましょう。
ベビーカーや安全管理に関する厳格なルール
りすの家はシマリスの脱走や踏みつけ事故を防ぐため、二重扉構造になっており、スタッフ(監視員)が常駐しています。利用にあたっては以下のルールが徹底されています。
- エサやり・接触は厳禁:シマリスに食べ物を与えたり、手で触ったり捕まえたりすることはできません。
- 足元の確認:遊歩道の上を突然シマリスが横切るため、小さな子どもが走り回らないよう手をつないで歩く必要があります。ベビーカーでの通行は可能ですが、タイヤの死角にリスが入り込まないよう、混雑時は外のベビーカー置き場に預けて抱っこ紐で入館するのがスムーズです。
- 冬眠期の注意:11月下旬から3月上旬にかけての冬季は、多くのシマリスが冬眠に入るため、地上に出てくる個体数が夏場の数分の一に減少します。