ダイヤモンド・オンライン等の経済メディアでも分析されている通り、創価学会にこれほど芸能人が多いのには、組織構造上の明確な理由があります。その中核を成すのが「芸術部」の存在です。
芸術部は、俳優、歌手、お笑い芸人、舞踊家、裏方の舞台スタッフまで幅広く組織された学会内の専門部署です。芸能界は浮き沈みが極めて激しく、常に将来への不安や精神的重圧に晒される特殊な労働環境にあります。そうした不安定な境遇に置かれた無名時代のタレントに対し、「信心によって境涯を開き、実演家として社会に貢献する」という教えは強力な精神的支柱となりました。
代表的な幹部として知られる久本雅美氏のように、下積み時代に信仰と出会い、ブレイク後も感謝を込めて活動を続けるケースはその象徴です。また、石原さとみ氏のように創価中学校・創価高校出身者として知名度を上げ、国民的女優へと成長した人物も存在します。学会内部では、著名人が活躍すること自体が一般会員にとっての「信仰の功徳」の証明として称賛されるため、タレントにとっても大きな居場所となってきた歴史があります。