Q1:リキの遺体は日本に持ち帰られたのですか?
A1:いいえ、日本へは持ち帰られていません。1968年2月に昭和基地付近の雪解けの中から発見された際、すでに長い年月が経過していたこともあり、現地の観測隊員たちによって南極の海氷・大地へ丁重に葬られました(水葬・埋葬)。
Q2:発見された遺体が「リキ」だと100%断定されているのですか?
A2:発見当時の1968年にはDNA鑑定などの技術がなく、詳細な公式検死記録も残されていないため「公式には個体未特定」とされています。しかし、第一次越冬隊で犬係を務めた北村泰一氏が、発見場所(基地のすぐ近く)、首輪が外れていた状況、体格の特徴、そしてタロとジロとの関係性から「リキに間違いない」と強く推定しており、現在ではこれが定説となっています。
Q3:タロとジロの父親である「風連のクマ」と「リキ」はどういう関係でしたか?
A3:風連のクマは体格が良く気性も荒いボス気質の犬でしたが、年長で経験豊富なリキには敬意を払い、犬ぞりのリーダーとしての地位を譲っていました。映画版ではこの2頭のライバル関係や共闘がドラマチックに描かれていますが、実際の観測隊でもリキが精神的支柱、風連のクマが推進力としてチームを支えていました。