安藤玉恵さんのルーツを語る上で欠かせないのが、東京都荒川区西尾久にある実家の居酒屋・とんかつ店「どん平」です。
どん平は、メディアやグルメ番組でも度々取り上げられる下町の有名店で、名物はトロトロに煮込んだ豚肉を揚げた独自の「とんかつ」や寄せ鍋。安藤さんはこの店の一人娘として、威勢の良い職人気質の父親と優しい母親の愛情を一身に受けて育ちました。店を手伝いながら多様な大人たちの人間模様を間近で見てきた経験が、彼女の人間観察眼の基礎になっています。下町の気骨と温もり、そして「働く親の背中」を見て育ったことが、彼女自身の地に足の着いた子育て観へとそのまま受け継がれています。