幸乃湯温泉が湯治愛好家から高く評価される理由は、設備の新奇さだけではありません。湧出する源泉そのものの圧倒的な泉質クオリティにあります。
泉質分析書によれば、泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉。源泉温度は約49.2度と適温で自噴し、水素イオン濃度はpH9.5という極めて高いアルカリ性を示します。この数値は、国内屈指のクレンジング効果を持つ湯であることを意味します。
肌表面の古い角質や余分な皮脂をやさしく乳化させて落とすアルカリ性特有の清浄効果と、肌に潤いのヴェールを形成して水分保持を助ける硫酸塩成分(美肌成分)が絶妙なバランスで共存。浴後には「化粧水をつけたかのように肌がスベスベになる」と評される理由がここにあります。さらに、芒硝(硫酸ナトリウム)の温まり効果により、入浴後も熱が逃げにくく、体の芯までポカポカとした保温感が長時間持続します。