新宮店に足を踏み入れた来訪者が最初に体験するのが、従来店舗とは一線を画すスマートな入店・着席導線です。券売機で食券を購入して暖簾をくぐると、各仕切りブースの正面壁面に専用の液晶端末が配置されています。従来の「紙に丸をつけて呼び出しボタンを押す」作法を知るオールドファンほど、このデジタル化の滑らかさに驚くはずです。
操作手順は明快です。食券を店員に渡す際、あるいはパネル上のプロンプトに従って麺の硬さ(超かた・かた・基本・やわ・超やわ)や、味の濃さ、にんにくの量、ネギの種類(白ネギ・青ネギ)を画面タップで指定します。言語も日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語にワンタッチで切り替え可能です。
ここで特筆すべきは「替玉」や追加トッピングの注文精度です。従来の木製プレートをセンサーに乗せるチャルメラ音システムと並行し、残りのスープ量を見計らいながら画面上からワンタップで替玉(半替玉含む)を注文できるようになりました。店員と一切言葉を交わすことなく、スープの温度が下がる前に最速のタイミングで茹で立ての麺が手元に届けられます。