目上の相手に対して「賀正」「迎春」「初春」といった1文字〜2文字の短い賀詞を使うのは重大な礼儀違反にあたります。これらは簡略化された祝賀語であり、本来は立場が上の人物が目下の者に対して発する言葉です。上司や取引先などの目上の人には、必ず「謹賀新年」「恭賀新年」などの4文字の賀詞、あるいは「謹んで新春のお慶びを申し上げます」といったへりくだりと敬意を含む文章を使用します。
| 送信対象 | NG例・避けるべき表現 | 推奨される表現・手書き一言 | マナーの要点 |
|---|---|---|---|
| 上司・取引先(ビジネス年賀状) | 「賀正」「迎春」「去年はお世話になりました」 | 「謹賀新年」「旧年中は温かいご指導を賜り 心より御礼申し上げます 本年も成果に貢献できるよう精進いたします」 | 4文字以上の賀詞が必須。句読点は排除し、仕事への抱負を具体的に添える。 |
| 親戚・親族(ご無沙汰している親族) | 事務的な定型文のみ自身の自慢話のみの近況 | 「ご無沙汰しておりますが 皆様お変わりなくお過ごしでしょうか こちらも家族一同 健やかに過ごしております」 | 相手の体調や健康を気遣う文言を最優先し、過度な私生活アピールを控える。 |
| 友人・同僚(親しい間柄) | SNSスラングの乱用印刷メッセージのみ(手書きなし) | 「あけましておめでとう! 昨年は楽しい時間をありがとう また落ち着いたらゆっくり食事でも行こう」 | 形式に囚われすぎず、共有した思い出や具体的な再会の約束を自然体で添える。 |