自家製保存食作りの成否を分ける最大の関門が「保存容器の殺菌」です。どれほど良質な新生姜を揃えても、容器内に雑菌や水分が残っていれば、わずか数週間で液面に白カビが浮遊することになります。
容器は耐熱ガラス瓶を選び、以下の手順で徹底的な煮沸消毒を行ってください。
鍋の底に布巾を敷き、水を入れた段階からガラス瓶を沈めます。沸騰してから瓶を投入すると急激な温度変化でガラスが割れる危険があるためです。水が沸騰したら、弱火で100℃の熱湯状態を最低5分以上(できれば10分)維持します。熱に弱いフタやパッキンは、変形を防ぐため最後の1〜2分だけ湯にくぐらせるか、食品用アルコール(濃度70%以上)を吹きかけて除菌します。
煮沸後の瓶は清潔なトングで取り出し、清潔なキッチンペーパーの上に口を下にして立て、余熱で完全乾燥させます。布巾で内部を拭く行為は雑菌の再付着を招くため絶対に避けてください。