武士見えを防ぎ、お団子ヘア モテ髪へと昇華させるための最重要テクニックは、結んだ後の「崩し(ほぐし)」と「後れ毛」の精密なコントロールにある。ここを感覚任せにせず、計算して仕上げることが勝敗を分ける。
まず実践すべきは、ふんわり ほぐし方のミリ単位の調整だ。ゴムの結び目を利き手とは逆の手でしっかりと固定しながら、トップや後頭部、サイドの表面から「爪の先で髪を数本(約5〜10本)つまむ」感覚で引き出していく。等間隔で放射状に高さを出すことで、外国人風の柔らかな陰影が生まれ、頭の形が綺麗な卵型に見えるようになる。
次に決定打となるのが、後れ毛 出し方のルール化である。後れ毛を適当にパラパラと落とすと、男性からは「疲れて乱れた髪」に見えてしまう。出すべきポイントは以下の2箇所に絞るのが鉄則だ。
1つ目は「こめかみ(前髪の横)」、2つ目は「もみあげ(耳の前)」である。それぞれ幅3〜5ミリ程度の極細の毛束を引き出し、ストレートアイロンやコテで軽く外巻きまたは波巻きにしてニュアンスをつける。仕上げに軽めのヘアオイルやバームを少量指先に馴染ませ、束感をキープする。このひと手間によって、男性が思わず触れたくなるような艶と色気が出現する。