日本勢の中で際立つ安定感を見せているのが古江彩佳だ。フェアウェイキープ率は終日85%以上を維持。風に流されない鋭いライン出しショットで確実にグリーンを捉え、バーディチャンスを着実にモノにしている。派手なロングドライブはない。だが、ピン奥からのデリケートな下りフックラインを完璧に読み切るパッティング技術が、上位キープの原動力となっている。
一方、笹生優花は持ち前の飛距離を武器にロングホールで攻撃的なゴルフを展開した。アゲインストの風を力強いハイドローで突き破り、パー5で確実にスコアを伸ばす。ボギーが先行するホールもあったが、続くホールですぐにバウンスバックを決めるタフなメンタルを発揮した。さらに日本ツアーを主戦場としながらスポット参戦を続ける山下美夢有も、卓越したショートゲームでパーセーブを連発。1打の重みを知る実力者たちが、リーダーボードの上位争いにしっかりと食らいついている。