北中米大会における最大のレギュレーション変更は、決勝トーナメントの前に「ラウンド32」が新設された点です。4チームずつ12のグループに分かれて争われる一次ラウンドでは、各組の1位と2位(計24チーム)が無条件で通過します。加えて、各組3位のうち勝ち点、得失点差、総得点などで比較した上位8チームにもノックアウトステージへの切符が与えられます。
この仕組みは、第3戦で1勝2敗(勝ち点3)に終わった場合でも、得失点差次第で次ラウンドへ滑り込める可能性を残す一方、トーナメントの組み合わせに巨大な不確定要素をもたらします。日本がグループを首位で突破したとしても、隣接グループの3位通過強豪(欧州・南米のシード漏れチーム)と初戦で激突するリスクが存在します。目標である「ベスト8以上」へ到達するためには、従来の4試合ではなく、決勝まで計8試合を戦い抜く選手層の厚みが試されます。