仕込みが終わった後の温度管理も、仕上がりと保存期間に直結します。加熱直後の鍋は熱を持続しているため、そのまま蓋をして長時間放置すると余熱でキュウリに火が通り過ぎ、食感を損なう原因になります。火を止めたら鍋ごと冷水に当てるか、風通しの良い場所で粗熱を素早く取ることが求められます。
粗熱が取れた後は、煮沸消毒またはアルコール消毒を施した密閉保存瓶や耐熱保存容器に移し替えます。この段階でキュウリが完全に煮汁に浸かっている状態を維持することが重要です。空気に触れる面積を最小限に抑えることでカビの繁殖を防ぎ、冷蔵庫内で10日, 14日間にわたってフレッシュな歯ごたえを保ち続けることが可能になります。なお、仕込んでから半日, 1晩寝かせたタイミングが、味の馴染みと歯ごたえのバランスが最も高まる食べ頃です。